キッチンの仕事はただ調理をすればいいというものではありません。例え直接接客を担当していなくても、自分たちの作るもの・提供するものでお客様が笑顔になり、そこにやりがいや喜びを感じることができる、お客様とのつながりを感じられる仕事です。美味しいものを提供することはもちろん、料理の見た目や提供時間も、お客様満足を追求するには欠かせないものです。
飲食業なので、もちろんそこには、安心・安全という衛生管理の徹底ということが大前提にあります。ホール・キッチン関係なく、アルバイトさん・パートさん含めた従業員全員がそれを意識して行動しています。
安楽亭では、すべてセントラルキッチンで加工しているわけではなく、食と安全へのこだわりから店舗での調理も行っています。例えば、お肉の鮮度を考えて切って提供するまでの時間を短縮することや作り立てのナムル提供など、お客様へより美味しい状態で商品をお届けしたいという想いからです。「料理人」として、味付けはもちろん、お肉の切り方や料理の盛り付けなどにもこだわりを持っておこなっていただきます！

キッチンを統括する上で大事なこと、それは、上記の調理のプロ意識に加え、先を見通した行動をすることです。飲食店はランチタイムとディナータイムが忙しくなります。安楽亭でもそれは同じ。また夏休みや近くでイベントなどがあるなど時期によって繁忙期もあります。売上予想の元、ピークの時間帯、それ以外の時間、それぞれに、今やること、次にやること、何分後にやること、何時間後にやること、常に先を意識して行動することが重要です。スタッフ全員が声を掛け合い、自分のことだけでなく全体を見て行動ができているとき、何よりも一体感を感じます。それがピーク時でもお客様をお待たせすることなく、美味しい料理を安全に提供できることに繋がります。一つひとつの行動がお客様の笑顔に通じている、そう感じる瞬間です。